フォルクスワーゲン ルポ(VW Lupo)
カテゴリー:車・乗り物 更新日: 2005-10-26
欧州の小型車には3リッターカーという概念がある。燃料3リッターで100km走る車という意味だ。欧州における環境に優しい車のスタンダードともいえるこの考え方を最初に実現したのが、欧州最大の自動車製造メーカー、フォルクスワーゲン社(VW社)のルポTDiである。
ルポTDiは日本未導入であるが、高燃費ディーゼルエンジンとアイドリング時のエンジンストップにより、3リッタカーを成し遂げた。
現在、フォルクスワーゲン ルポは、フォルクスワーゲン社を代表するコンパクトカーといえるであろう。
■ フォルクスワーゲン ルポとゴルフ
フォルクスワーゲン社の小型車といえば、ゴルフというロングセラー車種がある。しかし、1974年にデビューした当初こそは、フォルクスワーゲン ゴルフは、コンパクトカーを代表する車といえたが、その後、モデルチェンジを繰り返すごとに大型化していき、現行車種であるゴルフⅤは、プレミアム・コンパクトカーというクラスに属し、ライバルはBMW 1シリーズや、メルセデス ベンツ Aクラスといった小さな高級車である。
このルポは、フォルクスワーゲン社が生産する車の中で最も小さな車であり、欧州車におけるAセグメント(日本でいう軽自動車とビッツ等の小型車の中間程度のサイズであり、欧州において普通乗用車における最も小さい車のカテゴリー)を代表する車でもある。
このカテゴリーにおいては、フォード kaやルノー トゥインゴなどが属する。
■ 日本市場とフォルクスワーゲン ルポ
フォード kaについてのユーロクライテリオンで、日本市場導入における欧州Aセグメントカーの難しさを解説した。
その中でパッケージの違いを解説したが、このフォルクスワーゲン ルポは、欧州Aセグメントカーの中でも、日本市場にマッチするパッケージ作り変えられ、日本に導入された数少ない車と言えるだろう。
このルポ、オートマと右ハンドル設定があるからだ。
■ ホットハッチとルポGTI
ルポにおいてもう一つ注目なのが、ルポGTIである。フォルクスワーゲン社は、ゴルフやポロ、ポロなどの広く販売しているモデルをベースに、スポーツ色を強めたいわゆるGTIモデルを発表している。
欧州車にはホットハッチというカテゴリーがある。スポーツカーではなく、いわゆる小型車であるハッチバックベースにスポーツ色を高めたものがそれに当てはまり、このルポGTIを初めとしたフォルクスワーゲン車が展開するGTIシリーズはホットハッチの代表例でもある。
このホットハッチの王様ともいえるのが、ルノー ルーテシア スポール V6。一見するとエアロパーツをつけたルノールーテシアに見えるが中身は完全に別物。エンジンをミッドシップマウントとし、後部座席はエンジンルームとなっている。
さて、このルポGTIは、現在のところ日本でも正規導入されている。6速ミッションやエアロパーツで固められたそのルポGTIには、小さいスポーツカーとして日本でも人気が高い。
日常的であるハッチバックが、スポーツカーになるという非日常感がホットハッチの醍醐味かもしれない。
| 日本進出状況: | 導入済み |
| 発祥地: | ドイツ |
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