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テレフォニカ(Telefonica)にとってのO2買収は、吉か凶か?
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テレフォニカ(Telefonica)の英国系携帯会社O2買収でみるヨーロッパ携帯電話事情
カテゴリー:ビジネス 更新日: 2005-11-03
テレフォニカ(Telefonica)という名前を聞いてピンと来る人は、バイクレースファンの人だけかもしれない。しかしながら、テレフォニカは、スペイン語圏における最も大きな通信会社であり、固定電話・携帯電話といった通信サービスを初めとして、コールセンターなどのIT付加価値サービスも展開している。
このテレフォニカが英国に本拠地をおく携帯電話会社O2の買収2005年10月31日に発表した。
これにより、これまでは、スペインやスペイン語圏の通信会社という意味合いが強かったるテレフォニカであるが、パン・ヨーロッパ・モバイルネットワークをもった通信会社という地位を新たに手に入れたことになる。
ヨーロッパの携帯電話市場は、このパン・ヨーロッパ・モバイルネットワークをめぐって企業買収が繰り返されており、今年に入っての大型買収では、フランステレコム(携帯電話ネットワークブランド名:オレンジ)がスペインの独立系携帯電話会社アメナを2005年7月末に買収している。
テレフォニカの発表によれば今後も、O2のブランドネームを維持していくとのことである。
■ ヨーロッパの携帯電話会社 -市場の概要は-
ヨーロッパの大国(=人口が多い)といわれるイギリス、フランス、ドイツ、スペイン等の携帯電話会社がやはり規模が大きい。
その中で、いち早く買収戦略を発動させて、現在も売上げ世界NO.1であるイギリス系の携帯電話会社ボーダフォンがヨーロッパ最大の電話会社である。
加入者ベースで言うなら、今回の買収で誕生したテレフォニカ+O2となる。ドイツのTモバイル(このTモバイルは、ドイツテレコム系である)、フランステレコムという順番になっている。
この外にも、オランダのKPN、スカンジナビア系オペレーターであるテラ・ソネラ、イタリアテレコムなどのプレーヤーもしのぎを削っている。
現在の成長市場としては、ロシアや東ヨーロッパが上げられ、さまざまな企業買収が行われており、今後もヨーロッパの携帯市場は目が離せないだろう。
全世界的な加入数ベースランキングでは、チャイナモバイルが世界1位のキャリアであり、ボーダフォンは、2位となる。
3位も同じ中国で展開しているチャイナユニコム。4位が、今回買収を発表したテレフォニカ+O2となる。
ちなみに、NTTドコモは単体ベースでは9位となっている。

