日本板硝子が英国ピルキントン社に買収提案
カテゴリー:ビジネス 更新日: 2005-11-01
10月31日に日本板硝子が英国ピルキストン社に買収提案を持ちかけた。
10月31日にスペイン系電話会社テレフォニカが、イギリスの携帯電話会社O2を買収したことや、イギリスの港湾事業P&OがUAEの政府系の会社から買収提案を受けたことなどもあり、10月31日は、英国企業の買収Dayとも呼べる様相を見せている。
日本板硝子の時価総額は、2200億円程度と、英国ピルキンストン社(時価総額 約2.0ビリオンポンド、約3400億円)より下回っており、時価総額では小が大を買う構造だ。
しかしながら、日本板硝子は、日本を代表する企業グループ、住友グループの構成企業であり、その時価総額だけでは語れない。
現在、日本板硝子は英国ピルキストン社の株式を20%ほどもっているが、完全子会社化によって、ピルキストン社の海外拠点をつかって海外市場の開拓を一気に進めるという狙いがあるといわれている。
特に、最近成長の激しい中国市場、そして、中国で生産する自動車メーカーへの切込みがガラス・メーカーにとって大きな意味を示す今、この買収提案に動いたようだ。
今後の行方が注目な買収である。

