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LSEは誰の手に?(写真はロンドン・シティー)
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ロンドン証券取引所がM&Aのターゲットに、そして、ユーロネクストの次は?
カテゴリー:ビジネス 更新日: 2006-05-05
ここ数週間、ロンドン証券取引所(LSE:London Stock Exchange)を巡る攻防が激しくなってきている。事の発端は、約1ヶ月前の4月11日にアメリカの証券取引所であるナスダック(Nasdaq)が世界戦略の為に、ロンドン証券取引所を買収するという意向を示していることだ。
■ 証券取引所が証券取引所買収?
証券取引所というと、M&Aの戦いが繰り広げられる場所であって、その証券取引所自体が買収のターゲットになるということは、日本人にとってあまり馴染みがない。
その為、ロンドン証券取引所という証券取引所が、ナスダックという証券取引所に買収されるといってもピンとこないかもしれない。
しかしながら、これがヨーロッパとなると証券取引所の買収、及び、合併は盛んに行なわれている。
それの象徴といえるのがユーロネクスト(Euronext)であろう。ユーロネクストは、2002年に設立された汎ヨーロッパ証券取引所である。パリ、アムステルダム、ブリュッセルの取引所が合併して設立された。ユーロネクストは、フランス、ベネルクスの大企業を中心としたインデックス「The Euronext 100 Index」を運営しており、これはユーロ圏で一つの重要な指標となっている。
現在、ユーロネクストは、フランクフルト市場などを運営するドイツ取引所(Deutsche Börse)との合併を計画しており、これにて真の汎ヨーロッパ証券取引所が出来ることとなる。しかし、この合併も現時点の見通しは、主導権争いから一筋縄ではいかなそうな気配がしている。
この他にも北欧諸国(ヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲン)とバルチック諸国の証券市場もOMXという証券市場運営会社の元に統合されており、汎北欧・バルチック証券取引所が形成されている。
■ ロンドン証券取引所
ロンドン証券取引所は、最初からネスダックのオファーを拒絶している。その対抗馬として、ユーロネクストがロンドン証券取引所を買収するとの話が出ていたが、これも、現時点では難しいようだ。
現時点で、ナスダックの対抗馬となっているのが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)となっている。ニューヨーク証券取引所は、ロンドン証券市場に対して、ナスダックの買収から守るホワイトナイトの役割を果しようだが、、、
日本の証券市場もいずれは、統合の波が訪れるだろう。そのときのケーススタディーとして、ヨーロッパの証券市場を様子をウォッチしておく必要があるだろう。

